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芽吹きの春は肝の季節
春の訪れとともに、花が咲き大地からの恵み芽吹きの嬉しい季節にわたくし達の体にもいろいろ変化がでます。肝の気(エネルギー)は五行の中では木に属し全体としてノビノビと天に登る性質から、春の芽吹きと共に働き上半身では口が渇く、顔が熱る等の症状が出やすくなります。なのに下半身はまだ冬の腎の気(五行では水に属する)に支配され冷えの状態が続き、体全体としてアンバランスに陥る季節でもあります。
こんな時いち早く体を良い状態にもどすのが、春に出る山菜などの苦味のある野菜です。またカリフラワーは怒りを抑え、上半身のホテリに水を掛けて冷ましてくれる役目をします。このような食材をたくさん食卓にのせると、体調を取り戻すことができます。
春十分に肝の嘘を発声して柔らかな心と体をゲットしましょう。(会員誌『会員通信』の第1号 2007年3月31日 発行 より)
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夏の上手な乗り切り方
夏は万物が成長して花をさかせ、実をならせ、陽気が最高になる季節です。早起きし、適度に運動して、しっかりと汗をかき、夏の陽気を身体の外に発散させましょう。
上手に陽気を発散させないと体内に熱がこもって、冷たい飲み物や食べ物がほしくなり、夏ばての原因になります。気持ちも陽気に、怒らず愉快に、外向き思考で暑さを吹き飛ばしましょう。
(会報誌『ひこばえ』の第3号 2007年6月1日 発行 より)
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寒さを迎えるにあっての、気功的冬の乗り切り方
腎臓の強化:
冬は自然の変化に同調して体内の水分が冷えてきますので、水分を司る腎臓に負担がかかります。両手を擦り、暖かい両手を腰の後ろの腎臓の辺りに当てて温めます。腎臓が元気に働くと水分、気血が身体を巡りむくみがなくなります。
脾臓の強化:
肋骨に両手を当て、両指先でおなかの真ん中(胃のあたり)を息を吐きながらギュウっと深く押します。両手を肋骨に当ておなかの真ん中に向かってさすり下ろします。両手を重ねておなかにに当て、時計周りに回してからおへそ部分を強く押します。身体の中が暖かくなり、必要以上にカロリーを蓄えようとしなくなるので食欲も抑えられます。
鳥肌:
鳥肌を立てることは体内の湿気を取り除き寒気を放出し肺の機能を高めます。肺の元気はヤル気を起こし、肺が疲れていると気分も落ち込みます。
体内に湿気が残っているところに寒気が加わるとさらに冷えて炎症を起こしやすくなるので、自分で「鳥肌」をたてて体温のコントロールができるようになりましょう。背中上部からうなじに向けて意識を集中し、先ず腕にすぅ〜っと鳥肌を立ててみてください。鳥肌が少しでも立ったらその感覚を何度も繰り返して覚えます。
(会報誌『ひこばえ』の第2号 2006年12月1日 発行 より)
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